馬のプラセンタの安全性は?
最近よく耳にするプラセンタ。
美容効果が期待できることから多くの化粧品などに用いられています。
その人気のプラセンタですが、馬プラセンタが使われるのには安全上の理由があります。
プラセンタは、狂牛病問題の影響から2001年に厚生労働省より、
「牛や羊などの胎盤を原料にしてはいけない」との通達がされたことを受け
それ以来、プラセンタは豚もしくは馬由来の2種類となっています。
特に馬プラセンタが選ばれる理由は、馬の安全性にあります。
馬の体温は他の動物よりも高く、病原菌が寄生しにくい環境にあります。
そのため馬刺しのように馬肉が生で食べられるのわけなのです。
このようなことから馬プラセンタも非常に安全と言われています。
また、馬は1頭から1頭の子供が誕生します。
複数頭生まれる豚の胎盤は薄く軽量なのに対して、馬の胎盤はとても大きくて重いので、
アミノ酸含有量などを比較しても馬の方が圧倒的に多いという結果が出ています。
そのため豚由来ではなく馬プラセンタが多く用いられているというわけです。